温暖化の中、植林みたいな気もする「樹木葬」

最近、我が住まい近辺でも、高齢化を感じさせられるようになりました。
何というか、葬祭・霊園のチラシが多くなりました。
昔と違って今は、葬儀にしろ、墓所にしろ、色々プランがあって、お金をかけたい人は盛大に個性的にゴージャスに盛れ、低予算であればそれなりも選択が可能のようにすら感じられます。
特に、今時らしいなと思ったのは、ナチュラル志向な「樹木葬」という埋葬の仕方です。

樹木葬は、イギリスなどではよくある墓石を置かずに樹木をシンボルとするお墓のスタイルで、キリスト教系信者の多い韓国などでも多く見られるタイプです。
核家族が多くなった現代では、昔ながらの縦に長細い墓石を建立するやり方は、けっこう高額で金銭的な負担がかかるうえ、見た目が怖いとい怪談のイメージがついてしまっていることから、最近では樹木葬を希望する人が増えてきているそうです。

樹木葬は、まとめて遺骨を合祀するタイプと、共同墓地として個別に埋葬する方法、従来の家ごとの区画に墓石の代りに樹木葬を植える3タイプに大別されるそうです。
お墓を代々引き継ぐ人が少なくなり、故郷の墓しまいをしてから都市周辺に移住する人達が増え、地球温暖化が進み、山や野を切り崩して石だらけの灼熱墓地が急増するなか、植林しながら墓所としていくこの自然志向のやり方は、国土の限られた国に向いている方法なのかもしれません。

樹木は天候の影響を受けやすく、手入れも必要なことから、まだまだ課題も多そうですが、多くの疑問は今後20年位で答えが出てくるのではないかと思われます。