私にとって1番面白かったマンガについて

manga05私にとって1番面白かったマンガは、スラムダンクです。あそこまでリアリティーで情熱的なスポーツマンガはないのではないかと私は思っています。もともとは街中の不良少年だった桜木花道が、好きな人をきっかけにバスケット始め、不純な動機ではあったものの、ずば抜けた身体能力から将来のバスケットマンの可能性をうかがわせるというストーリーです。ここで注目していただきたいのは、「将来のバスケットマンの可能性をうかがわせる」と言う点です。桜木花道自体にバスケットの才能やセンスがあるわけではなく、大衆の前で恥をかき、汗をかいて、人ができないような努力をひたむきにやった結果、本人の身体能力を活かせるバスケットマンに近づいていくというストーリーが、実に現実味があって面白いのです。

面白いけど、実際にそんな技はできない、非現実的すぎる、と思ってしまうスポーツマンガはいくつもありますが、スラムダンクはそうではありません。ストーリーの中でも現実離れした技等は一切出てきませんし、どのプレイをとっても実際のバスケット選手が普通にできるものばかりです。にもかかわらず、面白いと感じさせることにこのマンガの魅力があるのだと私は思っています。登場人物の生い立ちや背景、挫折、夢といった普通にありえる青春を感じさせるエッセンスを上手く盛り込んでくれていることが、最大の魅力だと思っています。