高価な財産ほど生前に相続人を決めておくべき

souzoku5遺産分割協議でじっくり話し合った結果として、故人が所有していた財産を各々が相続することになります。昔から続いている正式な手順なのですが、自己主張ばかりする当事者が多ければ話し合いは難航します。たとえば、不動産や自動車などの高価な財産の新たな所有者を決めるときには難儀であると感じざるを得ません。換価価値が高いものであれば後日になってから当場を凌ぐために役立ってくれますから、得るために必死になることは当然です。親族間で明確な基準が定まっていて揉めることがなければ良いのですが、一筋縄にはいかないケースのほうが多いと考えられます。
話し合いが調わないことが明らかである場合、故人が生前に財産の処分方法などを決めておくと効果的です。

特定の親族に相続させても良いですし、慈善団体などに寄贈する選択肢もあります。その旨を遺書に認めると同時に、改ざんできないように公的機関で管理してもらうべきです。あってはならないことですが、何も対策していない状態の遺書があると自分に都合の良いように改変する親族が現れるかもしれません。性善説を信じることは大切ですが、高価な資産を扱うときには細心の注意を払って遺書の作成などを行う必要があります。