自然の織りなす造形美、大谷石の魅力とは

大谷石栃木県内では多くの建物や建物に大谷石が使われており、街のシンボルとしても広く知られている存在です。宇都宮市の西部に位置する大谷町の大谷採掘場で掘られるこの特殊な石は、大昔に発生した火山の灰が海中で堆積して凝固して出来たものと考えられています。その素朴な風合いの美しさと丈夫な強度から大谷石と名付けられ、頑丈ながらも柔らかく加工が容易で、耐火性に優れていることから古くは土蔵や倉庫の建築素材として採用されてきました。

宇都宮市周辺では、この大谷石の機能性と独特の質感を生かして最近は倉庫や住宅だけでなく、石段や遊歩道、施設などで盛んに利用する動きが見られています。市内の要所でいくつも市の名産に関連する石像やオブジェが置かれ、あたたかみのあるその質感から多くの人々の目を楽しませています。また、大谷採掘場ではその広大な敷地を利用して資料館をはじめファッションショーやアートイベントなどを積極的に行い、多くの観光客が訪れ賑わいを見せています。