何も考えずに読める群ようこの本

book05群ようこの本はとてもシンプルで面白く、何も考えずにスラスラ読み進めることができるのが特徴的だと思います。本初心者にはうってつけだと思います。
どの物語も少し皮肉をこめながらもクスっと笑えるようなものばかりで、日常に疲れた時などに読むと「明日も頑張ろうかな」と思えるような物語も多いです。
最近「無印不倫物語」を読んだのですが、これも群ようこっぽいなと思える話ばかりでした。男性を手玉にとっている女性がシラケた思いも持ちながらも、不倫相手と別れることができない、という状況を様々な角度から描いています。
憧れていた男性と不倫関係になれた女性、不倫相手の男性の家族を見てしまった女性など色々な人間関係が書かれているのですが、どれも「情けない男性」とそれに振り回されて「バカみたい」と思っている女性の掛け合いなどが面白いです。

群ようこの本は何かを学び取るなどという種類のものではなく、ただ、こんな人も世の中にはいるのかもな、と思いながら読んでいるのですが、普段は自分の周りにはこんなに不倫をする女性も男性もいないので不倫をしている女性や男性のの心理はこんなかんじなのかな、とか想像しながら読み進めるととても楽しむことができます。