有名神社 熊野三山

神社現世浄土として信仰された熊野詣の聖地である神社、熊野三山。
熊野三山の中心となるのが、熊野本宮大社である。古くは、熊野川、音無川、岩田川の合流点の中州に鎮座していたが、明治22年の洪水によって流出。社殿を熊野川の音無里に再建して移された。
創祀は、崇神朝(3世紀後半)ともいわれるがはっきりとはしない。
本宮大社が。熊野川の上流にあるのに対し、河口に祀られているのが速玉大社。現在の新宮市の北端にあって、千穂が峰を背にして鎮座している神社である。
創祀は、景行朝(3世紀末から4世紀前半)といわれるが、確証はない。那智大社は、速玉大社の南西に位置するが、創祀は本宮・速玉の両社より遅い。
社名はサンスクリット語の「川・江」に由来し、現在は立派な社殿があるが、
本来は那智の滝を御神体とした飛瀧権現が発祥である。那智の滝は、日光の華厳の滝、立山の称名の滝とともに、日本の3名瀑にあげられており、高さ133メートル、滝つぽの深さは10メートル以上。深い原始林におおわれた那智山を切りさいて落ちるさまは絶景というほかない神社である。